加算減衰

思いついたら書きます

がっこうぐらし!初心者に贈るプレゼンテーション

大学サークルでのアドベントカレンダーの記事で、サークルで書いたプログラムの話をここ数日書いていたが、本日最終日に私が書くのは全く技術的なことから離れて、完全に趣味の、「がっこうぐらし!」の話になる。

がっこうぐらし!自体がアニメとして有名になったのはもう3年も前のことで、今更、と思われる方も多いかもしれない。人によってはもう過ぎ去ったものとして「懐かしい」と思われる方もいるかもしれない。そんな方の為に今の原作の状況をお伝えすると、物語中では大学入学、就職を経て、2019年01月12日に第11巻が発売される、というところである。アニメ放送当初から単行本6巻分ほどが新たに加わっている。

私が人前でがっこうぐらし!の話をするようになったのは、原作第10巻の発売を翌日に控えた今年06月11日に、サークル定例会開始直前に思いついて、定例会で「がっこうぐらし!おすすめLT」というLTをしたからだ。これまでの人生でオタクの存在を温かく受け入れてくれる環境下にあったことが少なく、オタクっぽい話を多くの人数に対してすることを避けがちだった自分が、色んなオタクと話をするようになった大きなきっかけになったと思う。

あれから、がっこうぐらし!を初めて読むという人にどのようにして原作を勧めるかについては考え続けてきた。サークルでは、結局サークルの部室に全10巻を置いておくことで各位に読んで頂くという形でそこそこ布教できたが、当時のLTが完璧だったとは考えられていない。LTを振り返りつつ、がっこうぐらし!を初めて読むという方に是非期待して読んでもらいたいポイントをここで振り返り、まとめてみようかと思う。

念の為注意をすると、本記事は多少のネタバレを含むこととなる。ただ、物語として事前に伏せておくべきであろう部分については配慮して書いているつもりなので、がっこうぐらし!について全く何も知らない状態で、どういう作品か全く知らずに読み始めたいという方でなければ問題ないであろうと思う。

 

がっこうぐらし!の世界

がっこうぐらし!について語るには、まずその世界について知っておく必要があるだろうと思う。アニメ1話放送の段階ではこの世界観について視聴者に意図的に一部伏せられた状態で放送され、その衝撃的な世界観で一躍有名な作品となったことは多くの人が知ることではないかと思う。

ご存知の通り、がっこうぐらし!は「荒廃した世界を生きる少女たちの物語」である。「荒廃した世界」には様々な種類のものがあると思う*1が、がっこうぐらし!の少女達が生きるのは「かれら」と呼ばれる”蠢く死者”によって、多くの人々が死んだ世界だった。がっこうぐらし!では、崩壊した世界を生きる少女達の生存をかけた日常が描かれている。

所謂きらら系で異色に思われるかもしれない本作であるが、がっこうぐらし!は決して単純な「ゾンビもの」でも「日常系」でもない*2ように思われる。本作で描かれているものは、サバイバルと日常の繰り返しの中で少女達の前に立ちはだかる困難と、それを乗り越えて成長する彼女達の、弱いながらも強く生きる姿であった。

がっこうぐらし!が私達に見せるもの

がっこうぐらし!に登場する主人公たる少女達は、過酷な現実を受け入れ彼女達の日常を過ごす為に、共に生き残った唯一の教員と「学園生活部」を立ち上げ、部活動としての合宿生活を始めることとなる。これが本作における「日常」の中心となる。

学園生活部と「平和な学校」に生きる丈槍由紀の中では、世界は全く変わりなく日常が繰り返される。彼女の行動は現実から乖離しており、そんな彼女を巡って学園生活部の面々が疲弊しつつも、そんな丈槍由紀の行動に助けられながら生きていく姿が描かれる。丈槍由紀の存在はこの物語の最も重要なポイントの1つで、学園生活部が何故彼女を必要としたのか、そして彼女が学園生活部と共に成長していく姿を、是非ご覧頂きたい。

 学園生活部の「生き方」

崩壊した世界を生きる少女達は必然的に「どう生きるか」というテーマと向き合うことになる。何故生き抜くのか、生き抜いた先に何をするのか。多感な少女達の生き方への問いは、私にとっても大切な問いかけであった。

 

がっこうぐらし!は特にネタバレが怖いので、少しふわふわした文章になってしまったが、ここまでが私が伝えたかったがっこうぐらし!の魅力となる。詳しくは是非本編を読んで頂きたい。また、それについて感想も頂ければ大変ありがたい。

がっこうぐらし!の見せる世界が皆様の心を動かせれば、本記事がそのきっかけとなれれば幸いである。

 

 

ここから先は大学サークルのアドベントカレンダーについてのコメントとなるので、がっこうぐらし!とは無関係の話になる。不要であれば読み飛ばして頂きたい。

今回のアドベントカレンダー企画は、私は企画担当者から直接のお誘いで参加させて頂く形となった。その上でサークル内告知などの一部をお手伝いさせて頂いて、最終的に21人の寄稿者が集まり25日分のカレンダーが埋まることとなった。

一部告知をさせて頂いた側として、時間がないであろう中参加してくれたサークルの寄稿者各位にこの場を借りてお礼申し上げたい。また、企画者さんには企画発表、カレンダーやSlackチャンネルの作成、参加者への説明ドキュメントの用意と様々な準備をしていただいた。サークルメンバーが参加しやすい環境を作ってくれたこと、また私に直接勧誘をしてくれたことについて彼にも感謝している。また、寄稿者以外にも多くの人が今回の企画について言及してくれたことにも、併せてお礼を申し上げたい。

本年のサークル活動はこれで最後となる。最終発表は2月の頭、サークルメンバー各位、来年以降の活動もよろしくお願いしたい。

*1:例: 少女終末旅行など

*2:これは単純に私ががっこうぐらし!を特定のジャンルとして分類してまとめて表現されたくないだけだが