加算減衰

思いついたら書きます

実写映画がっこうぐらし!完成披露上映会に行ってきた話

久々の更新になってしまったので皆さんにお伝えしたいことは沢山ある.まずブログを放置したことは申し訳なく思っているし,あと共済やら保険やらには加入しておけ,とか.でも今回,この数か月放置されたブログに再び記事を投稿する気になった理由はたった一つで,実写映画がっこうぐらし!に不安を感じている皆さんにどうしても伝えておきたいことがあるからだ.

これから話すことは,私が実写映画がっこうぐらし!の完成披露上映会に行ってきて思ったことのまとめだ.完全に趣味で書いているので,必要に応じて飛ばし飛ばし読んで頂ければ十分だが,最後の段落は重要なことをまとめて書いてあるので,できればそこだけはよく読んで頂きたい.
また,この記事はまだ実写映画がっこうぐらし!について何も知らない方向けに書いており,内容については一切のネタバレがないように気をつけて書いている.そのため,まだがっこうぐらし!を全く知らない読者の方も,安心して読み進めていただきたい.

先に言っておきたいのは,この記事や私の一連の発言は皆さんが実写映画がっこうぐらし!を観た時に,それを高く評価できることを保証するものではない.私はがっこうぐらし!という作品の楽しみ方を決めつけてそれを他人に押し付けるつもりはないし,皆さんが実際に映画を見てから思うことがあるのであれば,その思いを是非語ってもらいたい.実際のところ,私は原作ファンをやって長いことになる*1のであの作品が新しいメディアで展開されて認知が広がるのは単純に嬉しいし,オタクは自分に都合の良いように作品を解釈しがちなので,ひいき目に評価してしまっている可能性もある.

でも私はそれを差し引いても十分に実写映画がっこうぐらし!はよくやってくれたと思っているし,一連の実写映画化は正しかったんだと感じている.何より,同じ上映会に参加したTwitterにいる界隈のオタクたちにも実写映画がっこうぐらし!を観るように勧めている人が多いのが,何よりその証明じゃないかと思う.

 

まずはがっこうぐらし!の実写映画化が発表された当初の頃を思い出しながら,自分の心境とTwitterのTLのことを思い出して書いていきたいと思う.
がっこうぐらし!の実写映画化発表は私が大学図書館の自習室にいた時に,Twitterと友人からのLINEで知った情報だった.漫画・アニメなどの作品が実写映画化され,その内容に批判が集まった例は枚挙に暇がない.その事実は多くの人が知ることだし,当然,今回の件も発表当初は界隈が大分ざわついたのをよく覚えている.仕方のないことだと思う.当時の私はというと,がっこうぐらし!の物語の内容的に実写映画展開はありえそうだな,という風に捉えていたのは確かだった.ただそれほど期待してはいなかったし,もしかすると黒歴史の始まりかもしれないという覚悟もあったような気がする.とにかくあの頃は何もわからなくて,ただただ不安を感じていたのが界隈の総意だったんじゃないかと思う.

それから月日が経って,これはいつ頃のことか覚えていないが,実写映画がっこうぐらし!へのラストアイドルメンバーの出演が決まった頃,この時はアイドル起用への批判と思える文章をたくさん見た.私はアイドル起用に対しては,妥当だな……くらいの気持ちでしかいなかったし,まだまだ情報が少なすぎて,何も考えられなかった.とにかく,この手の作品が実写化することへの批判的な見方を加速させてしまった印象が強かった.今思えばがっこうぐらし!を実写化するなんて誰にも想像できなかったんだと思う.それでも,実写映画化プロジェクトは進められた.

そこからまた暫く月日が経って,新キービジュアルの公開があり,またその少しあとにおのののかさんの佐倉慈役での出演と,完成披露上映会のお知らせが舞い込んできた.完成披露上映会が錦糸町オリナスで開催されることには驚いた記憶がある.会場が選ばれた過程を知ることはできなかったが,界隈の人間には錦糸町オリナスがアニメがっこうぐらし!の聖地となっていることは有名な話である.何故,錦糸町オリナスの映画館が選ばれたのか.理由はさておき,ぐらし勢の実写映画関係者への信頼が1つ積み上がったことに間違いはないんじゃないかと思う.またこの頃になると,公式ホームページのデザインが更新され,PVが公開されるようになった.そのホラー感重視のような見た目には拒否感を示す人も多くいる印象を受けたが,界隈の人間はまだ慎重に見ていたんじゃないかと思う.私は実写映画というメディアで展開する上では,恐らくホラーを見せたほうが受け入れられやすいのではないかと考えていた.アニメだとこの逆で日常系を見せたほうが受け入れられやすい,だからアニメはああ言う形になって,映画はそれとは違う形になったんだ,と勝手に納得していた.実写映画はアニメを見た人達に観てもらいたいわけではなく,まだがっこうぐらし!という作品を知らない人達に,学園生活部の物語を見せつける為にあるのだ.

そして11月09日,当選のお知らせが来た.これを受け取ったのもまた,大学図書館の自習室でのことだった.こうして1週間後,がっこうぐらし!アニメ放送の翌年以降毎秋通っていた錦糸町オリナス*2に,今年も足を運ぶことになった.今度はアニメではなく,実写映画の為に.

 

ここまで長く完成披露上映会前のことを語ってしまって申し訳ない.だが,ここまでの個人的な心境を備忘録としてどこかにまとめておきたかったし,この心境の動きを皆さんに追ってもらうのも何か意味があるんじゃないか,なんて思っている.とにかく長い序文はここで一旦終わりにして,本題に入ろう.そう,ここからがようやく完成披露上映会当日の話である.

まず完成披露上映会は,学園生活部を演じてくださったラストアイドルの4名とおのののかさん,柴田監督の舞台挨拶から始まった.私は舞台挨拶の内容を具には覚えていないので,詳しくは各種メディアに掲載されたものを参考にして欲しい*3が,強く記憶に残っているのが,監督の挨拶だった.

脚本を書いているときから『原作ファンが観て面白いものになっているか』『原作もラストアイドルも知らない人が観ても面白いものかどうか』を意識して、撮影もそのように進めました。
(引用元: 「がっこうぐらし!」ラストアイドル4人の演技に柴田一成「最後は神がかってます」(写真16枚) - 映画ナタリー)

また,こうも述べていた.

皆さんにお願いがあります。ぜひ原作やアニメをご覧になってください。今回の作品もあわせて観ていただければより楽しめると思います。
(引用元: 実写『がっこうぐらし!』ラスアイは神がかっている!監督が絶賛 - シネマトゥデイ)

柴田監督が,原作のがっこうぐらし!という物語に目を向けて実写映画の監督・脚本をしてくれた,その姿勢がよく伝わる舞台挨拶だった.また,監督自身が舞台挨拶中で「ゾンビ」と言った時にその言葉選びに抵抗感を示していたことや,Twitterでのやりとりからも,がっこうぐらし!の作品中で「かれら」という言葉が使われていることに理解を頂いていることがわかる.

また,舞台挨拶中に主題歌発表もなされた.発表された主題歌は,ラストアイドル2期生が歌う「愛しか武器がない」.
歌の名前を見ても,実際の曲も歌詞も,がっこうぐらし!という作品の内容を考えると,個人的にはとても納得のいく内容だった.YoutubeにMVが上がっているので是非一度見て欲しいが,そのMVの説明文には次のように書かれている.

愛しか武器がない。愛しか戦えない。と叫ぶ彼女達とは逆説的に、剣をもって、お互い生前本能をむきだしにした本気の殺陣が繰り広げられます。
生き残る為に戦う宿命をもちながら、願いを込め響く歌声とダンス。その一瞬の生命力の美しさが力強く込められた作品となっています。

この文を読んでから,実写映画がっこうぐらし!の主題歌としてこの曲を聴くと,また違った感慨があった.この文章に書かれていることが,学園生活部で生きる彼女たちに重なって見えてならない.

これらの舞台挨拶が終わると,映画本編の上映に入った.実際に観ていると,原作からいくらかの設定変更はあったが,脚本が上手くまとまっており,がっこうぐらし!を映画の尺に収めて表現する上で,とても上手くいくように考えられた設定変更と脚本であったと感じた.実際に観ると話の流れが良く出来てるし,演者の演技も臨場感のあるもので,私が劇場で見たのは,がっこうぐらし!の物語そのものだった.

上映が終わり満足して劇場を出たときに,がっこうぐらし!のオタクと思しき人達が笑顔で談笑しているのを見たのは今でも印象に残っている.実写映画がっこうぐらし!制作陣への感謝と信頼を実感した瞬間だった.

 

最初に宣言した様に,私はがっこうぐらし!という作品の楽しみ方を読者各位に押し付けるようなことをするつもりはない.しかし今回,がっこうぐらし!という物語にはアニメや漫画だけではない,実写にこそ表現できた魅力があったと感じることができた.実写映画がっこうぐらし!では,実写映画というメディアが得意な表現で,あの世界での日常を生きる少女たちの残酷で美しい物語を我々に見せつけて来たんだと感じている.もし,原作やアニメでこれらにあまり目を向けてこなかったよ,という読者の方がいれば,そんな方にこそ,実写映画がっこうぐらし!は新たな世界を見せてくれるだろうと確信している.また,勿論原作もアニメも知らないという方にも,実写映画がっこうぐらし!は十分に楽しんでいただける作品に仕上がっているだろうと思う.そんな脚本を,演技を,演出を,制作陣は手がけてくださった.

映画の公開は来年1月.ここまでこの記事を読んでくださった読者各位には,必ず劇場に足を運んでいただきたい.実写映画がっこうぐらし!について語るのはそれからだ.

*1:と言ってもアニメ放送以降だが

*2:界隈の人間はわかっていると思うが,これは錦糸町オリナスがっこうぐらし!コラボハロウィンイベントがアニメ放送の翌年から行われていたからだ

*3:https://natalie.mu/comic/news/308343とかhttps://natalie.mu/eiga/news/308304とか.他にもググれば出てくるので,調べて欲しい.

年末なのでテキトーに更新します

皆さんお久しぶりです。ここ暫く記事を書いていませんでしたゆーじです。なんで記事書かなかったの?またさぼり?とか皆さん言いたいことはあるかもしれませんが、忙しかったんや許してくれ…ということで。

さて、気が付けば2017年も年末(次に西暦が素数になるのは10年後ですね!)、紅白を聴きながらこの文章を書いています。忘年会とかの年末行事の予定は沢山あった割に、年末という感じがなぜだか全くしないんですよ。まぁ体調を崩して殆ど出席できなかったんですけど。

皆さんの2017年はどんな1年でしたか?私の今年1年はなかなか多忙な1年でした。それについて、この文章を書き上げる前に一本全く違うテイストの文章をブログ投稿用に書いていたのですが、書いてて精神が持たなくなったのでやめました。書いてて精神が持たなくなるような文章はもっとじっくり書きたいです。この文章書き上げるの、数十分しか時間を割けてないので…

この1年は私にとっては滅茶苦茶ハードな1年でした。人生でこんなに詰まった1年というのを今後やることがあるのかという勢いです。まぁきっと来年の私は今の私よりもっと忙しいんでしょうが、今が一番辛いと思いたいものです。これ以上は辛くなりたくない、それはいつも思っている。

今年1年、受験、プログラミング、大学の勉強、部活、サークル、何もかも壁に当たっては自分の人生経験とかそんな感じのもの*1の無さに絶望してた気がします。自業自得といえばそうです。人生適当に生きてきたんだなぁという感じがしています。でも私は正直これまでもそこそこキツキツで生きてきたように思うので、余裕を持った生き方というのはどうやっていったらいいんだろうかなんてことにも悩みました。まぁこの辺のバランスを取って生きていけないのも、これまで人生をナメてかかってたからではないかなぁなんて思ったりもします。どうしたらええねん。これからどうやって生きていったらいいんだ。でもきっと皆さんこんな感情になって生きてるんですよね。よく生きてるなぁ。私は死にたい以上の感情がわかない。

今年1年は皆さんにとってどのような年になりましたか?1年を振り返って、良い年だと思えると嬉しいですよね。私?私は何だかんだ言って生きているので良い1年でしたよ。

 

来年も生きていきたいな。あと10分もすれば今年の話になるんですけど。

 

-- 2018/01/01 更新 --
スピード更新です。ほんとに投稿から10分後くらいに更新してます。
あけましておめでとうございます。去年は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いします。
それが言いたかっただけです。私は作業に戻ります…

*1:この辺のことももっと思うところがあるのですが、時間と文章の関係で適当なままにさせてください

BlackBerry KEYoneを入手して1か月経ったお話

9月になり、夏休みが終わって絶望している人も、そもそも夏休みなんて存在しない人も、夏の終わりが近づいているのを少しずつ感じ始める頃ではないでしょうか。

さて、この夏、私は様々な大きなイベントに遭遇しました。これから話すこともそんな大イベントの一つです。

遡ること6月29日。日本国内正規代理店よりBlackBerry KEYoneが発売されました。私も発売1週間前からAmazonで予約していたのですが、一向に届く気配を見せず、もう届かないのではないかなどと思い始めた1か月後の7月22日、入荷したと思われるKEYoneがAmazonから発送され、自宅に届きました。その時の興奮は言い表せないくらいのものでした。どんな感じかは私のTwitterでも見ていただければわかっていただけるかと思います。

そんなわけでここ1か月ほど、忙しい私の生活を支えてくれたBlackBerry KEYoneとの生活を振り返り、レビューを書いていきたいと思います。

 

外観

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まず手に取って最初に気になるのは外観ですね。この辺は書くよりも、皆様にビックカメラなどに足を運んでもらって見ていただくのがいいかと思いますが、気になった点はいくつか私からも述べておきたいと思います。

これは各所で言われてることですが、まず気になるのは縦の長さですね。2:3の縦長ディスプレイを搭載しながら下にキーボードまで搭載しているため、縦に長い端末です。Androidを搭載する上で縦長の画面は変更出来なかったのでしょう。画面の上の、これまでの機種であれば「BlackBerry」とロゴが書かれていたスペースが非常に狭く、スピーカーとカメラ、通知ランプ、必要なセンサー類しかありません。
とは言え、縦の長さは最近の大きなスマートフォンに比べると突出して長いというわけでもないと思います。

サイドの物理ボタンは電源、音量ともう一つ、任意のショートカットなどを割り当てて利用することができる便利キーが搭載されています。私はマナーモードの切り替えを設定しました。

充電口はUSB Type-CでQuickCharge 3.0に対応。十分な性能と言っていいのではないかと思います。

つい先日(本記事が仕上げに入ったくらいの頃)、Black Editionの日本発売が発表されましたが、私が購入したのはシルバーの標準的な奴です。Black Editionは機能強化もされているらしいので気になりますね。個人的にはシルバーの方がデザインは好きです。

キーボード

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物理キーボードの使い心地はキーボード搭載BlackBerry端末の命と言っても良い部分ではないでしょうか。

結論から言うとハード的には非常に良好です。何等問題なく使えています。ただ、なんとも表現し難いですが、Classicと全く同じレスポンスかと言われると違う感じがします。Classicより押し込み感がしっかりしているというか。あと、キーが丸みを帯ているのでそこも少し変わった点になりますね。
私の端末はK、M、Nキー辺りが入力時にギシギシと軋むのですが、他に報告が少ないのでこれは個体差でしょう。海外のフォーラムへの書き込みなんかを見ると、Classicの頃から同様の問題を抱えているようで、潤滑剤をいれることで改善したという書き込みもありました。ので、私もとりあえずそうしてみますが、それで解決しない場合は、保証の対象になるか聞いてみようと思います。結構ギシギシきついので。・・・と書きましたが、この記事書いてる途中でAmazonから潤滑剤届いたのでやってみました。

これについてはまた別記事で詳しく書こうかと思います。

さて、入力においてハードが良好なのはBlackBerryのいつものお仕事。ソフト面では、特に日本語ではどうでしょうか。

実際に日本語入力を使って1か月、流石に慣れて変な誤入力は減りました。が、変換のアホさはどうやっても簡単に解決できる問題ではありません。あまりにアホで面白い変換は私がたまにTwitterに投稿してるのでその辺を見ていただければという感じです。
じゃあ他のIMEに変えれば良いかと言うと、そう簡単な話では無いのが現状です。と言うのも、一部の便利機能がBlackBerry公式のIMEでなければ動作しないのです。私も他のIMEは少ししか試していないのでよく覚えていませんが、例えばaltキーを押してaltモードを保持できない(要はaltキーを使うときに同時押しでなければいけない。これでは片手で入力することができません。)、alt+Enterで言語切り替えができない、などです。KEYoneのキーバインドを変更してこの辺を補ってくれるアプリも存在しますが、動作が完全ではなかったり、日英しか切り替えられないなどの欠点があるため、結局公式のIMEを利用しています。簡単に日英露が切り替えられて、キーボード表記通りに入力できるので、非常に便利に使えています。記号や確定の独特な挙動は…まぁ慣れました。

そんな物理キーボード部分には、キーボード表面をタッチして操作を行う「Touch-Enabledシステム」が搭載されています。Passport、Privに搭載されているのと同じようなものです(実際に性能/機能がこれまでの機種と全く同じかどうかは私がこれらの端末を持っていないのでわかりませんが、他にそういった報告も見かけないので、恐らくそうであろうと思われます)。それなりに大きな画面を搭載しているので普通に画面をスクロールすれば良いのですが、キーボードから手を離さないでスクロールをする事で指を動かす距離を減らし、時短と負担軽減には繋がってるとは思います。あと、文章編集中にキーボード部分を軽く2回タッチするとカーソル移動モードになって、キーボードの上をなぞることで自由にカーソル移動ができるのは神ですね。

また、今回BlackBerry端末初の指紋リーダーがスペースキーの位置に搭載されました。普段はスペースキーとして、必用に応じて指紋リーダーとして使えるという形です。実際に私の指を登録してみましたが、高速かつ正確な指紋認識に驚きました。多少でも汗をかいていると指紋が上手く認証されないというのが私の持ってるXperiaでは結構よくあるのですが、KEYoneでは多少の汗をかいていても、ロック画面や画面消灯中にスペースキーの位置に指を置くとすぐに認証が終わり、ロックが解除されて画面が点灯します。非常に使いやすい仕上がりになっていると思います。

ディスプレイ

PrivのAMOLEDディスプレイが羨ましくてたまらないLCDディスプレイ。解像度は1620x1080と、普通の16:9ディスプレイ でFHDな具合いです。十分綺麗ですね。変な色味やドット落ちといったトラブルもありませんでした。

個人的に謎が深いのが、ナビゲーションバー(ホームボタンとかのある黒い帯)がソフトキー実装ではなくハードで用意されていた点ですね。何故ソフトキー実装が主流になった今、ハードで実装したんでしょう。折角ハードで実装したなら、押し込みの感覚が欲しかったですね(ハードのナビバーなのに、操作は普通にタッチ)。

カメラ

Priv同様、割と主張が激しめの背面カメラです。実際に写真を撮って手持ちのXperia XZの写真と比べてみましたが、少しぼやっとしてるかな、くらいで、良好だと思います。ちょっとした記録や記念写真くらいならサクッとこれでいいんじゃないでしょうか。少なくともClassicよりかはよく撮れます。

KEYoneのカメラは割と機能が豊富で、そちらの方が個人的には注目です。色合いや雰囲気などを調整できるインスタみたいなフィルターが標準装備で使えるのは楽しいですね。簡単に雰囲気がある写真が撮れるのでインスタ映えは間違いなしです。(ただし撮るものによる。)
私がよく活用しているのが露出補正機能で、撮影画面で物理キーボードを左右になぞると、画面下部の露出補正ゲージが動いて露出補正が変更できます。ちょっと明るさを変えたいな、と思ったときにさっとキーボードをなぞって明るさが変わるので、とても使いやすいです。

ソフトウェア

実際はハードウェアはTCLのお仕事になったので、BlackBerryはモバイル部門においては、今やソフトウェア開発専門の会社です。ということで、昔から脈々と受け継がれるBlackBerryの素晴らしいソフトウェアを見ていきましょう。KEYoneには沢山の便利なBlackBerry独自アプリがプリインストールされていますが、中からいくつか選んで紹介させていただきます。

まずBlackBerry端末で1番よく利用されるのは間違いなくBlackBerry Hubです。これは全ての通知を1ヶ所に集め見やすく整理して表示してくれるということで、昔から絶大な人気を誇っていると言っていいでしょう。BlackBerry端末のOSがAndroidになろうとも、このソフトはAndroidアプリとして健在です。私は実を言うとAndroid搭載BlackBerry端末を購入する前から、普通のAndroid端末からこれを利用していました。BlackBerry端末からは勿論無料で利用できますが、月100円でBlackBerry以外の端末からも利用することができます。実際私が課金してまで使っていたことからわかっていただけると思いますが、これは非常に使いやすいアプリです。以前はメールを複数アカウント使う人なんかがメインで使っていたと思いますが、今はLINEやSlack、Twitterなどのアプリからの通知を拾い上げ、Hubの中で一括管理して表示してくれます。未読メール/通知が一目で分かり、色を設定することで一目でどのアカウントに届いたメール/通知かがわかるため、メールなどの処理速度が上がって大変便利です。この辺はカスタマイズ次第で様々な使い方が出来ます。

そんなHubに加えて強力なのが、生産性タブです。購入時デフォルトで画面の縁に白いタブがあり、それを引っ張ると各種情報が見れるというものです。
BlackBerry端末にプリインストールされているHub、カレンダー、タスク、連絡先と連携して、未読のメールに対する操作、よく使う連絡先へのメッセージ、未解決のタスク確認などがいつでも数タップでできます。使いこなせば非常に便利になる機能だと思います。

またBlackBerry端末は以前よりセキュリティーの高さでも定評があります。(独自カスタムを入れているとはいえ、)BlackBerry OSは米国大統領ですら利用できるほどセキュアなものでした。そんなセキュリティーの高さをAndroidでも実現しようということで、アプリに許可された権限をこまめにチェックしたり、セキュリティー関連の設定のアドバイスをしてくれるDTEKというアプリもインストールされています。AndroidBlackBerry OSに比べ非常にマルウェアなどに対して脆弱ですが、こういった機能のおかげで多少は安心して利用できるのではないでしょうか。多少は。ちなみに端末ROMの暗号化はAndroid側でデフォルトになっています。

他にもBlackBerry製アプリが多数プリインストールされており、通常月額有料のものもBlackBerry端末であれば無料で利用することができます。BlackBerryのソフトウェアは以前より仕事効率化において評価が高いですから、活用しない手はないと思っています。

総評

全体的にバランスが取れ、安定した機体だと思います。Privでは何かと打ちにくいとか重心がなんて問題も聞きましたが、KEYoneではそういった話も聞かず、確実に問題を解消してきたのではないかなと思います。無駄に沢山機能が入ってたり独自カスタムが派手だったりはしないので、あまり不安要素がありません。それなりに素のAndroidといった感じなので、Androidに慣れている人には大変使いやすい端末だと思います。BlackBerry OSから完全に今回移ってくる人は、最初のうちは少し使い慣れないかもしれませんが、まぁあとは慣れでしょう。そんな使いやすさに加えて物理キーボードが付いてるので、もう最高です。

ということでBlackBerry KEYoneは神。みんな買おう。

個人的にはSoCが貧弱なのが少し気になりますね…困ることはないと思いますが、もっさりしてるって言ってる人もいるのでなんとも。私は快適に利用できています。

余談: アクセサリー選択

ここからは端末と関係ない余談になりますが、ちょっとアクセサリーの話をしようかと思います。

海外端末に手を出したことのある人には分かっていただけるかと思いますが、日本で大々的に販売されないスマホというのはアクセサリーの乏しさに苦しむものです。私もBlackBerry Classicを購入したときは困りました。ポケットとかに入れる時のためにカバー付きのケースを探していたのですが、日本Amazonどころか海外でも良いものが見つからず、なんとか探し出したドイツのメーカーから個人で直接輸入したものです。
そんな訳ですが、今回のKEYoneは多くの期待を背負っているからか、海外でも日本でもアクセサリーが充実しているように思います。なので今から紹介する以外にもアクセサリーの選択肢は沢山あるので、是非色々見て検討して頂くのが良いかと思います。

まず最初に画面保護フィルムを選んタイプなのですが、KEYoneはディスプレイの端が若干カーブしているため、出来がいい物でないと端が浮きます。私は最初に中国からガラスタイプの画面保護を購入したのですが、派手に端が浮いて操作に支障があったため、直ぐに普通の光沢フィルムに変更しました。こればかりは難しいです。

次にケースですが、私は携帯電話にはいつも落下防止の為にばねが伸びるストラップをつけてます。ということでストラップを取り付けられる穴があって使いやすそうな透明のケースを探してたら、側面TPU背面ハードのいいやつが偶然見つかったのでそれにしました。側面のボタンも押しやすく、非常に快適です。私はクリアタイプを買いましたが、ブラックもいいなぁなんて。

今のところKEYoneで使ってるアクセサリー類はこんな感じです。今後も新しいのを見つけたら購入してレビューとかするかもしれません。

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アクセサリーを装着した私のKEYoneはこんな感じです。

さいごに

BlackBerry端末は近年売り上げを落とし、低迷を続けていたことは間違いありません。これは物理キーボードのついた独特なハードウェアと高機能でセキュアなBlackBerry OSが、良くも悪くも新しい端末たちが現れた時代の潮流に飲まれ置いて行かれたということではないかと思います。
しかしRIM社は、あるいはBlackBerry社は、それを眺めているだけでは決してありませんでした。Androidエミュレーターを搭載したBlackBerry OS 10のリリース、旧来モデルのスタイルを踏襲したClassicと全く新しいPassportの発売、初のAndroid搭載端末Privや物理キーボード非搭載端末の発売、そして念願のストレート型物理キーボード・Android搭載端末KEYoneの発売と、確かに生き残り戦略を続けてきたのです。そんな中で生まれたこの端末は、過去の遺産と新しさの良いところが同居した素晴らしい端末だと思います。是非今後もこういった端末が市場に現れて欲しい、そう強く願っています。

 

ところで以前も紹介させていただきましたが、私の同志たるネコモフ氏によるPrivレビュー記事もアツい・・・!ということでみんな見てね。

nekomovyuyusuky.hatenadiary.jp

こんな感じで、以上、KEYoneレビューでした。なんか長くなってすみませんね。今記事の総文字数見たら7,000字くらいあるよ。うん。

NFC/Felicaリーダーを買った話とか

どうも。BlackBerry KEYoneが届いて1ヶ月が経とうとしていますが、いまだにレビュー記事があがらないゆーじです。お願い、もうちょっと待ってて…忙しいの…

さて、今回はそんな話で繋ぎといってはなんですが、しばらく更新をしていないのもアレなのでさくっとした投稿をしようと思います。
まぁタイトルの通りなんですが、SONY製のNFC/FelicaリーダーのRC-S380/Sをこの間買ってきました。
前から欲しいとは思っていたのですが、全く違うセンサーを買いに行ったにも拘らず完全な衝動買いです。まぁ秋葉原まで行ったわけだしね?
で、一応Raspberry Piでの利用を考えている段階ですが、Windows向けのSDKSONYが無償公開しているもののLinux向けは依然法人向け製品として存在しているようで、我々趣味ものづくりマンが手を出せるものではなさそうです。
LinuxではPythonスクリプトのnfcpyがNFC読み取りの手段として定番なようで、RC-S380での動作も各所で確認されてるようですし、恐らく使うとしたらこれになるでしょう。あとは頑張ってPythonするのみ…

こんな感じで、とりあえずは基本的な読み取りができるようにしたいと思っています。やり込めばSuica残高とかも調べられるようになるのかな…
今回は単に購入報告なのでここまでにしておきます。実はまだ動作確認すら出来ていないのですが、順繰り順繰りタスクを解消していきたいと思います。今回は以上です。KEYoneレビュー記事頑張る〜

ヤマハ製ルーターRTX1200を導入して

気が付けば前回の記事から2か月。その間にも2本ほど記事の下書きを書きはしたのですが、満足いくものにならずボツ稿となってしまいました。ボツなんて作る暇があったら満足いかなくても公開しろよ・・・
ここ暫く割と多忙で、1週間に1回は徹夜が普通、2徹する日もありました。なんでこんなに忙しいんでしょう。
まぁ記事更新を怠った言い訳はこのくらいにして、そろそろ本題に移りましょうか。

 

ヤマハルーターRTX1200を自宅に導入しました。

みんな大好きヤマハルーターの話題です。VPNルーターとして有名なRTXシリーズですね。その中でもギガビット対応でVPN接続数も多いRTX1200を選びました。

当初RTX810でずっと検討していたのですが、VPN接続数が少ない点が少し気になっていました。そんな中RTX810の中古品を探していたところ、RTX1200の中古品がRTX810の中古品とそこまで変わらない価格で販売されているのを見つけました。
というのも、RTX1200の後継とされるRTX1210がヤマハから発売され、型落ちとなったRTX1200の中古が比較的安価で手に入るようになっていたのです。しかしRTX1200自体は高性能なモデルで、様々な点でRTX810よりも優れた性能の持ち主です。ということでRTX1200の中古を買おうかなぁと思いながら秋葉原を訪れたところ、なんとIOSYSさんの店頭に「RTX1200入荷しました」とあるではありませんか!というわけで帰り道に購入し、無事自宅にヤマハルーターを導入しました。私の主観では大変状態が良い中古品で、価格は19,800円。もちろん付属品等は一切なしの本体のみです。

 

RTX1200の導入

さてさて、実際に買ってきたら導入です。三連休の真ん中の日曜日に購入したので、月曜日にセットアップしました。うちの大学が祝日休みなんて信じられなくて、休みとわかっていても間違えて大学に行くところでした。
RTX1200は設定する手段は複数ありますが、ヤマハルーター初心者の私はとりあえずWebGUIで初期設定をすることにしました。
実際にウェブページにアクセスしてみると、初期設定画面でルーターの設定へのアクセス制御からPPPoEの利用までの設定が一流れの手続きで簡単に完了します。実際簡単にできました。とても初心者に優しい業務用ルーターです。とりあえずルーターIPアドレスを設定、Telnetを無効化してSSHに切り替え、ユーザーを設定。DHCPサーバーとパケットフィルターの設定を確認したら、PPPoEの設定をしてネットに接続です。
ここまですぐできました。簡単。凄い。
その後SSHログインをし、GUIでできない設定をしました。というのも、我が家の固定電話はひかり電話であったためNTTのホームゲートウェイを使わざるを得ない状況にあって、ホームゲートウェイとRTX1200のLAN2を接続し、ホームゲートウェイをPPPoEブリッジとして設定したわけですが、ひかり電話スマホから利用できたりするので、一応LAN1内部とホームゲートウェイとの通信手段を確保しておこうと思い、ホームゲートウェイIPアドレスを192.168.2.2に設定し、以下のコマンドをRTX1200で実行しました。

ip lan2 address 192.168.2.1/24

これにてルーターのLAN2側に192.168.2.1が割り当てられ、PPPoEで利用してるポートでホームゲートウェイと通信ができるようになりました。あとはホームゲートウェイ側で静的ルーティングとかの設定をしてやればOKです。まぁ、ひかり電話スマホから使ったことは今のところないのですが・・・。

 

ここまでRTX1200を使ってみて

さて、この記事を書いているのはRTX1200を購入・セットアップしてからおよそ一週間後です。というわけでここ一週間の使用感についても書きます。
まず私がRTXシリーズを買いたかった大きな理由のひとつにL2TP/IPsecVPNサーバー機能があります。これまでもRaspberry PiSoftetherVPNサーバーにしていたのですが、やはり性能的な余裕もあってRTX1200のVPNの方が速度も速く安定しています。というわけでVPN機能は非常に満足。
あと利用してる機能で思いつくものはDNSリカーシブサーバーですかね。我が家のネットワーク機器はそこまで多くもないですが、たまにIPアドレスがごっちゃになってしまうことがあるので、よく使うものに関してはドメインネームを設定してみましたところ、IPアドレスより直感的にアドレスを見て操作できるようになりました。なるほどDNSとはこのために生まれてきたシステムなんだなぁという感じです。家のネットワーク機器に積極的にドメイン割り振っていきたいです。
他にもQoSLuaスクリプトなどなど数多くの機能があります。流石は業務用ルーターです。が、なかなかまだレビューしにくい部分もあるので今回はこのくらいにしておきます。詳しいスペックは皆さん是非ヤマハの公式ページを見てください。
RTX1200 - ルーター - ヤマハ株式会社
RTX1200は活用の幅がありすぎて、私もまだまだ触り切れてないのが現状です。もし「こんな機能お勧め!」とか、「この機能どうなの?」とかあったら是非教えてください。色々いじってみます。

これからヤマハルーター脱初心者を目指して、精進します。

 

 

ところで

ここから先は全く話題が変わりますが。
この間の6/29、我々待望のあいつが日本で発売されましたね?
そう、BlackBerry KEYone(BBB100-6)です。
私もこんなに早く日本で発売されるとは思っていなかったので、発売の一報を聞いたときは焦ってお金を用意して、6/22にAmazonで予約をしました。
しかしAmazonの予約は実際に発送されなかったのは皆さんご存知の通りだと思います。しかも私は発売当日にビックカメラに足を運んだりしましたが、店員さんが把握してなかったりと何かとついておらず、ずっと入手できずにいました。ですがですが!なんと昨日、届いたのです。どうやら正規代理店の方で在庫が少量入荷したようで、運よくそれが回ってきたようです。
というわけで、次回はKEYoneのレビューをします。実は昨日昼に届いたのですがいろいろあってまだ開封してません。めっちゃ楽しみです。Twitterではリアルタイムにレビューをする予定なので、気になる方は是非そちらも見て頂けると幸いです。

最後に。ここまで読んでくれているBlackBerryも好きであろう諸君に、我が同志ネコモフ氏がPrivをレビューした記事を紹介して締めくくりとさせていただきます。

nekomovyuyusuky.hatenadiary.jp

私が書く記事と違って、画像いっぱいで分かりやすいレビューですごーい!というわけで読んでやってください。私もKEYoneのレビュー頑張るぞ!